本日はレーザーマーキングについてお話したいと思います。

レーザーマーキングって何?

文字やイラスト等を入れたい対象物に対してレーザーで照射してマーキング(印)する事です。

ペイントのように直接文字等を描くものではなく、レーザーで剥がしたり、削り取ったりして文字を描きます。
レーザーの強弱によって凹凸を出したり、印刷のようなフラットな綺麗な仕上がりにもなります。

レーザーマーキングで出来る事とは?

文字やイラスト、記号や図形、ナンバリング等出来る事は無限大!

こちらはゴールドにカラーアルマイトした後レーザーマーキングしたものです。
文字が白っぽく見えるのは下地のカラーがレーザーによって出てきたものになります。

レーザーマーキングの最大の特徴!

特徴1

ペイントやスタンプ、印刷のように時間が経つと消えるようなものではなく、半永久的に消える事がない!

特徴2

小さな文字や図形でもマーキングが出来る!

200mm×700mmのプレートにマーキングしたものになります。

レーザーの強弱で濃さが変わります。
真ん中が一番薄いものになります。

特徴3

摩耗や熱等の影響を受けにくいので長時間保存する製品の情報等のマーキングに適している!

このような特徴がある一方でレーザーマーキングにはデメリットもあります。

レーザーマーキングのデメリットとは?

デメリット1

レーザーマーキングは熱によってマーキングするので残念ながら着色が出来ないというデメリットがあります。
扱う素材によって依存しますが、黒やグレー、こげ茶が主になります。

デメリット2

半永久的に消える事がないレーザーマーキングなので消す事が出来ない。なので、対象物の位置がズレるとやり直しがききません。

デメリット3

対象物に対して熱の影響や錆の影響が出る可能性がある。

この3つのデメリットがあるレーザーマーキングですが、少しだけ改善する事が出来ます。
それは表面加工やカラーアルマイトをする事で錆の問題や着色の問題が改善されるということです。
それがこちらになります。

黒アルマイト処理後レーザーマーキング。
レーザーマーキングした部分に再度カラーアルマイトで着色したものになります。【ダブルアルマイト】

レーザーマーキングが出来る材質とは?

出来る素材はアルミ、ステンレス、鉄、樹脂になります。
キャンプグッズにマーキングしてオリジナルのグッズにしたり、小さなボルト等にもマーキングしてナンバリングをしたり出来ます。

いかがでしたでしょうか。
レーザーマーキングの色々な特徴を踏まえた上で使う物や用途で検討していただけたらと思います。

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